2015年9月7日のレースを最後に、藤田伸二騎手が引退するというニュースが報じられ、多くの競馬ファンを驚かせました。
この時期に引退というのも歴代8位の通算1918勝を挙げた騎手としては珍しく、その理由について多くの人が関心を持ったものです。
9月7日の7Rの騎乗終了後、検量室に引き揚げてきた藤田騎手は、騎手免許取消願をJRA裁決委員に手渡したそうです。
そして、引退についてはネットのサイトを通じてファンに伝えると言い残して競馬場を去りました。
引退の原因は、エージェント制の導入後、一部の騎手に有力馬の騎乗ばかりになるようになって、競馬に対するモチベーションが無くなったとのことでした。
ファンの立場としては自分が騎乗する訳ではないのでなかなか彼の思いを理解するのが難しく、ダービージョッキーの引退がただ単に惜しいという思いが強いです。
1991年にデビューした藤田騎手は、馬の扱いが柔らかくてうまいとデビュー当初から評判で、若くして勝ち鞍を伸ばしていきました。
1992年にはG1のエリザベス女王杯で人気のなかったタケノベルベットで優勝し、多くのファンの度肝を抜きました。
一緒に戦った同僚の騎手らからも、引退を惜しむ声が多く上がりました。http://keiba-news.tv/articles/mLEG60E1